2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

春先に参加したBOP関連のセミナー@政策研究大学院大学の黒川清氏による基調講演。日記も書いた。確か。非常にinspiringで、あのときの高揚した空気を思い出すようでもある。非常に問題意識と責任感に満ちた人たちに囲まれて、気持ちが良かった。Google Grou…

有名なので知っている人も多いと思うが、ピッチドロップの実験と言う非常に気の長い実験がweb上でストリーミング配信されている。 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090315_pitch_drop/ ピッチというのは、非常に粘度の高い液体で、一見した…

ランダウ 芥川龍之介 いや、雰囲気がな。

研究で、ある計算をしていたのだけれどこの量は計算してもそれほどの大きさが出ないことがわかった。古典的な描像でざっと考えただけだけれど、ちゃんと計算するまでもなくほとんどこの効果は出ないだろう。 なんだか落胆してしまった。新しいテーマを探そう…

おせんOP ラストフレンズOP

そろそろインターンを考えている。日立はかなり基礎的なテーマをそろえていて楽しそうだ。AB効果のパーマロイ使った観測で有名なTさんは日立の中研だ。電子線の研究も一覧に載っている。募集人数1人ってなってるから倍率は高いだろうな。俺は理論だし、応募…

最近、人に物性の面白さを伝えてみたいとよく思う。 振り返ると物性系の現象で今まで学んだ中もっとも面白いと感じたことは、学生実験でやった超流動だったかもしれない。超流動体はある種の音波がエントロピー輸送を媒介し、そのために普通の意味でいう熱伝…

大電流が流れている回路を断線するテスト動画。かなり大規模なアーク放電が見られる。 電弧(でんこ、アーク放電、英語:electric arc)は電極に電位差が生じることにより、電極間にある気体に持続的に発生する絶縁破壊(放電)の一種。負極・正極間の気体分子…

科学と神秘のあいだ

科学と神秘のあいだ(双書Zero)作者: 菊池誠出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/03/24メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 188回この商品を含むブログ (33件) を見る 表紙のかわいらしい絵を見てから気になっていた。買ってすぐに半分くらい読んでやはり…

ゴルフボールが壁にバウンドする瞬間を捉えたスローモーションビデオ。 はっきり言ってすごい映像だ。バウンド後のゴルフボールは液滴の運動に似ている気もする。原子核の衝突もこんなだろうか。いや、別に原子核に触れる必要はないか。 上の衝突時のゴルフ…

光合成とは何か

光合成とはなにか―生命システムを支える力 (ブルーバックス)作者: 園池公毅出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 58回この商品を含むブログ (12件) を見る エネルギー問題に興味を持っていた頃、だいたい1年半前に買…

高田康民の本を眺めた。第一原理のハミルトニアンを書き下し、適当な近似その他の手法から現象論的な方程式との整合を見るというのが多体問題における一つの王道らしい。 第一原理ハミルトニアンは、おおざっぱに言うとエネルギースケールに従って三つの部分…

人生には結果論しかない。当たり前である。

グラフェン

とくにひねりのきいていないタイトルである。 先日学内で、他キャンパスに通う友人に偶然であった。かれはジャグリング関係のつながりだ。彼は電気電子工学科から進学して、いまではグラフェンを使った量子デバイス*1を作成しているらしい。とくにグラフェン…

http://www.expasy.ch/cgi-bin/show_thumbnails.pl 代謝回路の地図。すごいなあ。すごい、すごい(アホみたく繰り返し)

最近更新をしていませんが、僕は元気です。多少授業をとりすぎた感がしますが、なんとか出席できています。 twitterにはちょくちょく思いつきを投稿したりしているのですがね。これは先日twitterに投げたpostです。元ネタは高校の授業。科目は確か、政経だっ…