2020-01-01から1年間の記事一覧

気になる本の話など

今年は働き出してからでいうと比較的よく勉強していて、それに伴って欲しい物理の本がたまってきた。価格的には全て買ってもそれほど大したことないのだけど、積読するのは思いのほか罪悪感あるので我慢している。今年の春から場の理論とグリーン関数につい…

エレコムの5 GHz帯用のUSB LANアダプターを買ったのだが、ubuntu機に繋いだら認識してくれなかった。 差し込むだけで即認識してくれるものもあるらしく、はずれを引いたなという気分になった(5 GHzバンドを使えるアダプタの中ではかなり安かった) 困りなが…

今日の勉強

粒子数を保存しないグリーン関数まで含めると、ハートレー・フォック近似を一般化することで超伝導を記述することができる。ダイソン方程式からギャップ方程式が得られ、超伝導転移温度や、基底状態での超伝導ギャップ、またそれらの関係が出てくる。異方的…

フォノンが介在することにより、互いに反対方向に進む電子間に引力が働くということがBCS理論の非常に重要な出発点となっている。 フォノンの効果は、電子1が歪ませた格子と電子2が相互作用するといういわゆる遅延効果によって直感的に説明されるが、理論の…

物性物理のための場の理論・グリーン関数

8章までを読んだが、8章の後半は難しいと感じた。この本だけ読んでいても不十分だろうということが文章を追いながらひしひし感じられ、思ったより時間がかかった。 電子ガスのホール伝導率の微視的な立場からの計算は結構大変で、異常ホール効果の方がずっ…

最近欲しい本

超伝導の基礎 第3版作者:雅昭, 丹羽発売日: 2009/03/20メディア: 単行本シュリーファー「超伝導の理論」作者:J.R. シュリーファー発売日: 2010/10/01メディア: 単行本Many-Particle Physics (Physics of Solids and Liquids)作者:Mahan, Gerald D.発売日: 20…

超伝導の理論論文に出てくる計算をどうしても理解したくて統計力学を勉強しなおしている。 松原グリーン関数に使われる+の上付き文字と†を区別するのは、手書きだと厄介だ。 電子ガスの静電応答、スピン応答の計算を復讐しているが改めて計算してみると奥が…

The Toaster Project 読了

The Toaster Project: Or A Heroic Attempt to Build a Simple Electric Appliance from Scratch (English Edition)作者:Thomas Thwaites出版社/メーカー: Princeton Architectural Press発売日: 2012/03/20メディア: Kindle版読みました。英語で通読できた…

去年末にプリンタを買った。インク合わせ買いのキャンペーンがあって、ついこの間6000円分のプリペイドクレカが届いた。 僕らは二人ともオーストラリアでの火災に関心があったのでぜんぶ寄付した。心苦しいねえ。

Audibleはじめました他

最近良きにつけ悪きにつけ、オーディブルについての話題を目にするようになった気がする。かくいう僕も、12月にAmazonからAudible商品を買ってみたのだ。Audibleは一月あたり1500円の支払いが必要なサービスではあるが、毎月コインと呼ばれる購入権を与えら…