科学

今日買った本

ふらっと寄った本屋で、ふらっと衝動買いした。いちまんえん。物質の対称性と群論作者: 今野豊彦出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2001/10/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (6件) を見るラマン活性と赤外活性は、排他的だ…

部屋温度を測ってみた

社会人による夏休みの自由研究でつ。 動機 家があまりに暑いので、どれくらい暑いのか知りたくなり部屋温度の記録を取ってみた。どの時間が暑いのか?またその暑さはどれくらい持続するのかなどを知ることで、夏を過ごしやすくすることができるかもしれない…

インスタントコーヒーの物理

僕はコーヒーファンなのだけど、このごろ飲むコーヒーの量が減った気がする。むやみにカフェインを取りすぎるのもよくないし、インスタントコーヒーを頻繁に飲むよりも、ドリップコーヒーをたまに飲む方が満足度が高い気がしてきたからだ。 それで忘れていた…

暇つぶしとしての細胞生物学

ヨドバシカメラのポイントがたんまりと貯まったので、先日ポイントを使って細胞生物学の教科書を買った。(下のリンクはAmazonのもの。ヨドバシのリンクははれるのだろうか。)Essential細胞生物学〈DVD付〉原書第3版作者: B.et al. Alberts,中村桂子/松原…

量子効果のパワー

それで昨日書いたように,ニュートンは音波の伝播に関して等温過程を仮定したために計算値が実験と整合しなかった。どちらかというと現実の音波というのは断熱的なようで,準静的過程を仮定し等エントロピー過程とすればいい感じの値が出ることが分かってい…

Q. 高気圧と低気圧の周りを吹く風は,どちらの方が強いか? かつて上のようなクイズを出題したことがありましたが,その時は正答者はいなかったのでした。実は,上の質問はこのままではill-definedなんですね。*1また地表付近では地形との相互作用もあるので…

ノウハウと呼ばれるものに対する信仰を自分の半径5メートルから除きたい。これは宗教戦争だよ。死もいとわない。人生は信念と現実の戦いだと思わないかね?

エントロプィ

Digital DIME(デジタルダイム) とある課外活動でお世話になった先生の取り組みがちょっとしたニュースになっていた.谷岡先生はポリマー関係のことでいろいろとやっていらっしゃる先生である.上の記事も先生の研究範囲の一つの応用に過ぎない. この発電方…

地中に泊まろう

ページが見つかりません - MSN産経ニュース 地中熱というのは地熱とは異なったものなのだろう。地表付近の気温が年較差を持つのに対し、地中の温度は安定していると確かによく言われる。こういう素朴なものはどんどん利用したらいいと思う。 このブログでも…

デモンストレーションの重要さを再認識した話

http://www.daikagaku.jp/content/vol021/ NHKの大科学実験 -大科学支援- NHK Educational Corp.という番組が面白い。コンテンツの一部は上記の公式webページでも配信されている。 番組のコンセプトは「やってみなくちゃわからない」で、誰もが知っていなが…

コップ:海 対 分子:コップ

コップに水を満たす。このコップに入っている分子に、何かしらの方法でマーキングができたとする。つまり、いまこの時点でこのコップに入っている分子は、後から見れば「あのコップ出身の水分子だ」とわかるとする。 さて、このコップの中身を海に注ごう。注…

http://www.expasy.ch/cgi-bin/show_thumbnails.pl 代謝回路の地図。すごいなあ。すごい、すごい(アホみたく繰り返し)

近況

ここ数日は物理だけでなく、視野を広げる(ある意味便利な言葉ですね・・・)ために色々なセミナーに出ているわけです。先日書いたBOP関連のセミナーもその試みの一つにすぎません。そこでとにかく感じるのが理学部との温度差だよね。皆が責任感というか使命感…

エジソンも言っているように発明というのは「必要」とは切り離せないもんです。僕は技術も似たようなもんだと思っているのですが、理学部の研究室内で数式をこねくり回してるだけではそれはなかなかわかるもんじゃないとも思っています。 そこで、とあるセミ…

はてなでは、たまに妙な記事がブクマのホッテントリに入ってきたりする。さっき見たらプラナリアの飼育方法がホッテントリ・インしていた。 一般向けのページ 思い返せば、自分もプラナリアを買っていたことがある。野生のプラナリアは見つけることができな…

気候研究ユニット・メール流出事件 - Wikipedia クライメイトゲート事件(クライメイト(クライメートゲート)じけん、Climategate)とは、2009年11月にイギリスにあるイースト・アングリア大学の気候研究ユニット(CRU:Climate Research Unit)がクラッキ…

計算機を使いたい。最近は解析計算ばかりで、もう簡単な計算コードすら、組めないだろうなあ。ルンゲ・クッタとか、もう忘れてる。去年の授業で、オイラー法とルンゲ・クッタ法の誤差を比べたごく簡単なレポートを書いた。あと、イジングモデルのモンテカル…

次世代スーパーコンピューター開発予算の見送りに対して研究者たちが緊急声明を発表 - GIGAZINE スパコンの来年度予算に関する緊急声明が出た模様です。KEKが中心となっているようですね。科学者が密に連絡を取りあい、このような声明を速やかに出すことは、…

最近毎日、科学・技術分野の事業仕分けについて考えを巡らせています。今回の乱暴な仕分けによる予算カットの件について、方々から批判の声が聞こえてくるようですが、その批判の中で論点がまとまりきっていないと感じるのは、おそらく俺だけじゃあるまい。 …

ちくま学芸文庫から復刊されている、熱学思想の史的展開の第2巻を買いました。 熱学思想の史的展開〈2〉熱とエントロピー (ちくま学芸文庫)作者: 山本義隆出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/01/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含む…

結論

昨日の実験ですが、たった今、冷蔵庫からコーラを取りだし、飲み比べてみました。冷蔵庫にしまったのは、昨日の午後11時ごろです。保存時間にして約20時間でしたが、その結果は… ぶっちゃけ、そんなに変わりません(-_-;) もっと正確に言えば、俺には変わらな…

明日から、とか書きましたが、なんか面倒なのでもう開始します。 それほど望まれずに買われたかわいそうなコーラたち。 半分ほどコップに注いだ残りがこれです。大体同じ量です。が、いま思えばコップに注ぎすぎでした。口のところまでコーラを達させるのが…

前の記事の実験を、実際にやってみるべく、コ○・コーラの500mlペットボトルを2本買ってきました。とりあえず一晩静置して、明日から実験を開始します。 てか、もうコーラなんてそんなに飲みたい年頃じゃないんですよw てか、もうコーラなんてそんなに飲みた…

昭和19年に発行された、竹山説三著「電磁気学現象理論」(丸善株式会社)という電磁気学の名書があります。この本の緒言には次のように書かれています。 「現象論的理論と謂ふのは、現象を説明するために或る仮定のもとに理論を展開するに當り、この仮定が…

サークルの同期と、久々会って飲んだ。話題は卒業研究で何をしてるかというお決まりのパターン。 「それって結構難しい質問だよね」 その場にいた理系の面々から、同意をいただきました。引かれるし、面倒だから普段はお茶を濁すところで、例えば「燃料電池…

paradigm

一年生の頃の教養で、科学革命におけるパラダイムシフトの授業を受けたとき。授業中、パラダイムという言葉の意味を聞かれたぼくは「考え方の枠組み」と答えた。先生は半分は正解だが、もっと深い意味があるとおっしゃった。当時は続く先生の話を聞いてもピ…

ボツリヌス菌

予告通りボツリヌス菌についても調べてみました。 ボツリヌス菌 ボツリヌス菌(学名:Clostridium botulinum)は、クロストリジウム属の細菌である。グラム陽性の大桿菌および偏性嫌気性菌。土の中に芽胞の形で広く存在する。菌は毒素の抗原性の違いによりA…

ボツリヌスへの旅

地上最強の毒素でありながら、整形等に用いられる有益な毒素であるボツリヌス毒素についてまとめてみよう。ついでに生化学関連の知識も身につけられればなおハッピー。おもにwikipediaのコピペだけど、まとめてみたらある程度頭に残るかもしれない。まあ、自…

攻殻機動隊からスタート!

攻殻機動隊を見たのだが、すばらしい作品だと思った。どこら辺が素晴らしいかは各人に実際に作品を見てもらうとして、ひとつ面白いと思ったのは、登場人物が自身の電脳を他人のそれとシンクロさせることによって、会話だけでなく、直接感覚を共有させること…

フーセンの問題

フーセン - 柳に燕の解答編。簡単でしたでしょうか。以前にも書きましたが、モデル化が物理の難しいところでなんかいろんな差が一番出るんじゃないかと感じてます。仮定として以下を要請します。 半径rに膨らんだフーセンのエネルギー。Sは表面積 こうすると…