院試とかについてぐだぐだ書いてみる。

だいたい、院試の出願は6月中くらいだった気がする。試験は8月。
卒研に所属する前は外の大学に行ってもいいと思っていたけれど、今はまったく思わない。何が何でも今の研究室に進学を決めたいところだ。何せ、自由度がかなり高い。束縛されるのは、週に1回の研究室の輪講と、同期内で行われる輪講、それから月に1,2回の研究室のセミナーのみ。後はどんな風に時間を使おうと、基本的には自由。それでも、先輩たちを見ていると毎日ちゃんと居室に来て研究を進めている。メリハリがあって好きだ。
こんな自由な環境は、他にはあまりないんじゃないか。面倒見が良い研究室はそれなりのよさがあると思う。けれどそれは研究者になる決心のない自分にとっては少し拘束が厳しすぎる。大学に残ることを目指す友人なんかは、厳しい研究室に入って鍛錬をしているようだが・・・(その研究室では卒論の提出時には教授によって直接100箇所くらい指摘を受けるらしい。厳しさは修論博論と進むにつれて上がっていき、訂正箇所も300,500と上がっていくらしい。非常に有名な先生なので、直接指導を受けるというのはめちゃくちゃ貴重な機会なのだと思うが。)


研究室に所属して、自分が何をやっているかと言うと基本的には学部物理の復習だ。院試の対策をかねて、今までサボってきた分を取り戻すべく勉強を進めていく。大体10時ごろに登校して、平均すると夜の11時ごろまで大学にいる。当然ご飯を食べたりはするが、研究室にいるときは非常に集中できるので全然苦にならない。今年度に入ってからは、予定のない休日もそんな感じだ。結局、それが一番お金がかからない事を発見した笑

昔やった(はずの)教科書を読み返して、こんなにも面白いものであったか物理とは、などと思う毎日。そんな日々の中で僕が最近感じるのは、数学に関しての自分の進歩のなさだ。「高校生じゃないんだからガンマ関数くらい使いこなしてください」と2年生のとき演習で言われたのを思い出した。特殊関数に関しても、自分はほとんど何も知らないといっていい。自分の数学が高校でストップしているのをものすごく感じる。こんなんで院試は大丈夫だろうか。不安だ。


院試の話に戻る。今考えているのは、外部でどこを受けようかということか。うちの専攻は、理論の場合卒業研究から修士へ上がる際、学生の枠がまったく増えない上にゲタがまったくないために競争が相当厳しいらしい。現にひとつ上の先輩で、上に書いた「厳しい研究室」に落とされてT大の物理K学科に進学した人がいた。さらに言うと、うちの研究室も、先生によるとそれなりに激しいらしい。上の先輩二人はそんな中、見事、成績順で進学を勝ち取った方らしい。むー。
併願する研究室について、そろそろ真剣に考えなくてはいけない。とりあえず物理K学科は気になる先生のところに行ってみよう。それから、後は・・・?まあがんばる。