ぐだぐだ警報が発令されている毎日です。卒業研究について、自分はずいぶん悠長なものだと思う。中間発表(のようなもの)があるにもかかわらず、計算の見通しがついていない。そして、そのことについてあまり焦っていないのよな。
院試が終わってからあまりガツガツ物理をやらなくなった気がする。扱う内容があまりにテクニカルになりすぎて、少し萎えているのかもしれない。これくらいで萎えてしまうところを見ると、自分の物理好きも大したことはねーなー。これまで、進路のオプションにはいつも博士課程への進学があったけれど、現時点において状況を鑑みるにその選択は賢明な選択ではない。そう思ってしまう時点で、自分には学問の素質はない、のだろう。まあそれでも、宝くじでもあたって食い扶持をつなぐ心配がなくなれば進学するけどね。てか道楽でやるなら別に職業にしなくても…特に理論なら趣味で学べる。
普通の会社に入って、広い人脈をもったり、同僚と趣味に時間を割いたりどっか出かけたりするなんていうのはすごく楽しそうじゃん。しばらく独身でさ、お金貯めてさ、週末は同僚や昔の友達と飲みに行ったりおいしいもの食べたり。たまには休暇とって旅行に出たりしてさ。旅先でちょっとした出会いなんかあっちゃったりしてさ。不器用な自分のことだから、たまには上司と後輩の間に挟まれることもあるでしょうさ。酔っ払って「仕分け人参上」とかほざいて上司のカツラ問題に言及してさ。「みんな気づいてるのにつけてる必要があるのか?」とか言っちゃってね。んで人間関係こじらせて、ほかのすべての社員から虐げられる結果になるかもしれない。そのストレスもあって業績は不振、毎日例の上司がストレス発散で自分に遠まわしに退社を進めてくる毎日を過ごすかもしれないじゃん?優柔不断な自分のことだ、ずいぶん時間がかかってついに辞表を書きあげ、自棄酒して駅前で寝ていたところ身ぐるみはがされて凍えているところに、初恋のあの子が通りがかるのが見えて、「うわ、こんな顔見られてくない」と思ってるのに見つかってしまったりしてね。その子はその子で大学時代に悪い先輩から勧められたアムウェイにつぎ込んでいて、6畳一間の彼女の家には床が抜けんばかりの自然派洗剤(笑)が・・・運命の再開から共通した境遇を感じた二人が共にやり直そうと電照菊農家としてやり直すこともあるでしょうさ。

まあないけどさ。可能性としてさ。まあないけどさ。


要するに可能性を捨てるのが嫌なだけ。可能性とかいうようわからんものに価値判断のウェイトを割く限りはこれに苦しむのだろう。