スノビズム

「物理学科って経済学とかやるじゃないですか」という発言を聞きおや自分がいたのは確か物理学科じゃなかったかいなと疑問に感じたのがきっかけで経済学の教科書を開く運びとなりました。大学の図書館で入門に適していると言われている教科書を調べいくつか当たってみたのですがどの教科書も異常に分厚い。入門書のミクロ経済学パートだけで600ページもあるなんて、経済学部の人は大変だなあと尊敬の念を増しているところであります。
自分としては今回の読書については、経済学の考え方を知ってみたいというのももちろんありますが、語彙力をつけるためというのもまたあるのです。たとえば物理学にはマルコフ過程とか対称性の自発的破れとか、喩えとして日常生活において非常に威力を発揮する用語がごろごろしているわけですが、このようなものが経済学にもあるに違いないと睨んでいるわけですね。