物理学科について

先輩が嘆いていた。物理学科にはパナソニックの推薦枠が少なく、しかも一般ではほとんど採用がないため、競争が激しいというのである。たしかに、工学部の機械科学科や電気電子に比べて、企業がものすごく採用したいというわけでもないのは、何となくわかる。そしたら、物理学科のメリットはどんなことなのだろうか。(物理についてではない。あくまで、物理学科)
始めに浮かぶのは、好奇心を満たすことができるということだ。細かい各論めいたことにとらわれず、ものの見方自体について考えられるのは、物理学科の特権かもしれない。最近、京大工学部のある女の子と話したとき、(彼女は高校時代物理がよくできたが)ニュートンの運動の三法則の意味がわからないといっていた。確かに実用上はわからなくても問題がない。でも、僕はそれは寂しい。そういう人は物理学科に行くしかない。


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