ぐるぐるぐーるーぐうるー

家庭教師で教えているのは確率統計という分野で、一応SU-C(数C)に属するみたいです。自分の時はSU-Cでは行列と2次曲線しかやった記憶がないですがね。いい機会だと思って勉強してます(家庭教師としてどうなんだ、というのはあるが笑)。楽しい。

さて研究に関してなのですが、ある積分方程式を解くような場面となっています。これが \Sigma(z) = \int \mathrm{d}k 2\pi k \frac{1}{z-\Sigma(z)-k}みたいな格好をしているわけですな。Σは複素数であって、初めに適当な値を仮定して右辺を計算し、出てきた量を右辺に代入して…と一般的には数値的にぐるぐる回して解かれることになるわけです。コードも簡単にかけるわけですな。疑問に感じているのはこの計算の収束がきわめて速いことです。出てきた結果もある極限を考えたときの解析解とほとんど一致していまして、コードも合ってそうなのでなんというか不思議に思っているわけです。ここらへんなんか気になるので数値計算の本を開いてみますかね…まあ計算が早い分には嬉しいことですが。