演習プリントをつくるときのひとつの心がけ

連休中、ちょくちょく昔の演習プリントを引っ張り出してきて物理の計算をしていました。これがすごい楽しい。アンテナからの放射を求める計算をやりました。このプリントの良いところは数学がしっかりしているところです。今回で言えば指数積分とか不完全ガンマ関数の扱いとか。細かいところまで作りこまれていて、絶妙な大きさの問題に切り分けられているので非常に教育的で解いていて楽しいのです。このプリントをつくるのに必要な背景知識はとんでもないことでしょう。
物理と日常生活の関係を示すこうした具体例は、読み手が納得して初めて効果を持つ。ただ見せるだけだとダメなのだと思いました。