未熟な自分

いわゆる「理系」(こういう括りは好きじゃないけど)の人間はよく、人づきあいとか、人間関係が苦手だとか言われることがある気がする。それが本当だとは思わないけど、そういう印象を与えやすい要因があるのは認める。別に相手を傷つけたり、場の空気を壊そうとしているわけじゃなくて、普段からそういう考え方をしているせいで独善的になりやすいというだけ。悪意はないのだけど、そもそも自分がそのことに気づかないのが問題。
まあこれは、純朴であることの裏返しだと思うのだけどね。

理系の人々

理系の人々

そんな中でも、ついついやってしまい勝ちなことがいくつかあると思う。
たとえば、大学でギロンとかしてる時なら、なんら問題がないことなのだけどすぐに「なんで?」と聞くってのは、我ながらあんまり良くないと思う。なくて七癖というから、もっとあるのだろうけど自分じゃ気付かない。知らぬが仏ともいう。知らないうちに相手を不快にさせることがないように、自戒を込めて反省文を書いてみる。

攻撃的です

なにか議論をしている最中に、わからないことや論理の飛びを見つけたら「何で?」と聞かなくてはいけない。相手が正しいとは限らないし、一つ間違えれば問題意識に乖離が起こる。そうなってしまえば議論が無価値になるからだ。時に攻撃的にもなる。相手の言ったことやったことに疑問を投げかけることに他ならないから。以前、教員の解説に不満を持った友人があまりにシビアに議論をしたために、最終的に喧嘩のようになって、演習のクラスを変更した。この例だとその教員が大人げなさすぎで情けないのだけれど…。
そんな言葉を普通の人間関係で使っていいはずがない。不必要に深入りしないのは人間関係の鉄則だと思う。男女関係然り*1無邪気に「何で?」を連発する人間関係てのは、ぎすぎすする
高校生くらいまでは、白か黒かはっきりさせる、そういう極端な考え方をしやすい。白か黒か、善か悪か、得か損か、文か武か、なんでもいい。はっきりさせるのが必ずしもいいことではない、という事を忘れてしまうのは良くない*2。でもたまに変にませた中学生とかがいて、妙にバランスいい考え方してるの見ると、それはそれでかわいげがないとか思うのだけど・・・


まあ、ぐだぐだ書きましたが全部当たり前のことです。それができていないじぶんはは精神的に未熟。はー、いいかげん大人になるどりょくせにゃ。

*1:いわゆる地雷ってやつの埋蔵率が半端ない

*2:これもまあ、極端な意見ですか