退屈な人生からのエクスぺディション。pedってのはラテン語の「足」を語源に持つそうだ。ペダル、ペデストリアン…足や歩行に関する単語はこれを含んでいることが多い。現実逃避ということでなんにも考えずにアニメ見てみた。なれない感想なんて書いてみる。
攻殻機動隊
噂を耳にして(つうか一人の友人が強力に推してた)、ネットで探して見てみた。なるほど良くできてる。ミもフタももない説明を試みると、人間の身体やら脳やらのサイバー化が一般的になった近未来での警察内の事件ファイルみたいなもの。これね、ストーリーが結構込み入ってたりするんでその点がまず面白い。
近未来といっても事件の動機はカネだったり愛憎だったり人間臭い。ただ、サイボーグ化した人間だったり、機械の脳みそだったり、そういうものが登場するとだいぶ様相が違って見えてくる。監督の頭がよいみたいで、よくもまあこんなにリアルに想像ができるものだと感心してしまった。
人間を脳と身体、ソフトとハードで分離しようとすると、逆に境界があやふやになってくる。見ているうちに、そういうものをリアルに"感じ"た。雰囲気的にはターミネーターのアニメ版。実は全然違うけど。オヌヌメする。