通りもん

一年位前に研究のテーマが変わってから、クリーンルームにあるいろんな装置の使い方を覚えたり、測定装置について学んだりしてきた。今日付けで査読付きジャーナルに論文が受理された。内容はともかく、一報は一報であって、産み出せたことで確かに安心するものだ。

ミラー元 2016-10-14 - 柳に燕

体調を崩し、昼間寝てしまったせいもあり、寝付けないためOfficial TOEFL iBT testsの、Practice test1をやってみた。ひとまずは自動採点できるリーディング(R)とリスニング(L)だけ。
結果はRが31/42 (74 %)で、Lが32/34 (94 %)。悪くない気がする。まあ本当は、残りのスピーキングとライティングが肝心なのだが…。

Official TOEFL iBT® Tests Volume 2

Official TOEFL iBT® Tests Volume 2

最近のpodcast発掘作業

TBSラジオポッドキャストが終了して、個人的には非常に残念だった。けれども、新しく面白いチャンネルを探してみると、これまで気付かなかった興味深いものがたくさんあることに気付いた。
ランキングでは上位に挙がってきているので、ポッドキャストファンからしたら常識だっただろう。
バイリンガルニュース (Bilingual News)
バイリンガルニュースは雑談系。ネイティブのマイケルと日本語話者のMamiがニュースについて話す。二人とも若いけれど、知的好奇心がすごい。インタビューもあった。面白い。
All Ears English
こちらはネイティブ二人が喋りまくるやつ。結構早く感じるけれど、異常に聞きやすい。米語。TOEFL用に耳を慣らすのに使えそう。

TOEFLの準備というならば、こういうのもあった。
TOEFL Speaking Teacher: Get 26+ on TOEFL Speaking With Our Tutors
これは、TOEFLで高得点を取りたい人向けの個人指導をやっている業者(?)の運営するPodcast。もちろん宣伝だけれど、TOEFLの採点者へのインタビューなんかがあって面白い。高スコアの例で出てくる100点という点が、いかに高い目標かというのがすごく感じられる。

この記事ははてなダイアリーに書いた記事のミラー。

入試でも、英語は外部試験を利用するものが最近では多い。TOEICTOEFLのどちらかが要求されることが多い。どちらでもよいこともある。
TOEFLのほうが、入試に関しては利用しやすいかもしれないが、受験料がべらぼうに高い。230ドルもする!おまけに問題も難しい。
TOEFL SPEAKING question 4 (3 samples) - YouTube
これに比べるとTOEICはなんて良心的な価格なんだろう。しかも高スコアをゲットしやすい。


しかしTOEFLが難しく感じるということは、それが自分に備わってない能力を要求されているということであって、その分チャレンジすることはむしろ良い賭けだと言うこともできる。何事も学び始めだけは伸びやすい。

ブルーレイというのの画質が良いらしいので、PCを買うときドライブに付けたのだった。それも忘れて、生まれてこの型Blurayというものを体験してこなかった。いつもDVDだし、そもそも映像作品を買うこともそれほど多くない。にもかかわらず、Silicon valleyのBlurayを買ってしまった。Huluは旬の過ぎたドラマの放映をやめてしまうので、気に入ったドラマを見たい時に見たいなら、メディアを手元に持っていなくちゃいけない。もっとも、この事情はツタヤの時代から変わってはいないだろうが。日本語字幕がついていなかったが、それはもうべらぼうに安かったので買ってしまった。シーズン1全話で1200円+送料350円。激安だ。映画を見に行くよりも安い。配達までには3週間近くかかったが、納得のいく買い物になった。

話は変わるけれども、最近博士学位の取得をまじめに考えだした。高いお金を払って課程に入って、学位をとったところで給料は一円も上がらないし、特に出世するわけでもないという話は先輩から聞いたことがある。学位自体がどうしても欲しいというよりは、博士課程で学位に向けて全力で頑張る過程をもって、自分の人生をもっと充実させたいという意味合いが大きい。世の中には具体的な目標などなくとも、今いるところで常に全力を尽くせる人もいるのかもしれないが、僕は数年先くらいの目標があったほうがやりやすいように感じる。だからコストをかけても目標をセットするのだ。

母親にいつかタイトルを聞いた、「ダウントン・アビー」というドラマを見てみた。第一次大戦期の英国貴族と、そこに使える使用人達の人間関係が主題であって、最初の一話を見るまではどうしても腰が重かった。だいたいWikipediaの記事ダウントン・アビー - Wikipediaの家系図を見た瞬間に、見る気がなくなるじゃないか。

でも一旦見始めてみると、なるほど面白味があり、また僕にとって魅力的なことに英語が比較的お上品だった。しかし登場人物は必ずしも清廉な人物ばかりではなく、というか皆どこかしら意地悪なところを持っていたりして、時には少し嫌な空気が漂ったりする。噂話、悪口、皮肉、陰口のオンパレードで、なるほど英国人とはかくあるものかと感心してしまう。クローリー家の人間と、の中でもトーマスというイケメンのbastardがいるのだが、こいつが本当に曲者だ。これまた陰湿なオブライエン(オブライエンと聞くとどうしてもオーウェルの1984年を思い出してしまう。のだが…)と情報交換していると、それだけで何か黒い雲が立ち込めるような不安な気持ちを掻き立てられる。トーマスは人の恋路も残酷に踏みにじるようなエゴイストとして今のところ描かれており、スピードワゴンなら即刻ゲロ以下判定するであろうアレなご様子だ。劇中で勧善懲悪されちゃうんだろうか。まだ4話まで見ただけだが、意外と癖になる。貴族の古いしきたりに反感を覚えていた、いかにも自由主義的な青年弁護士のマシューが貴族について理解する努力をするところなどは印象にのこった。
このドラマ、フレームには戦争や城の運営などがあり、これについて僕は想像することすらできないが、ダイナミックな部分は基本的には話題は人間関係とカネ(相続)と恋愛・結婚の事ばかりである。結局人間が考えることなんて昔から大して変わらないのであろう。もちろん、これは現代風に味付けされたドラマに過ぎないのだけどね…。

めでたくシリコン・バレーのシーズン3がhuluで放送開始されたので、最近では土曜日を楽しみにしている。個人的にはシリコン・バレーのシーズン2は、ラス・ハンネマンの「天才的なクソ野郎ぶり」のおかげで成功したと思っている。だが見ようによっては、ラスは少しやりすぎだったのかもしれない。彼の存在感ある意味不明なまでのクソ野郎ぶりのせいで、ストーリーにリアリティがなくなった面があることは否めない。彼は華であり同時に劇薬でもあった。ゆえに退場させられた。シーズン3を第2話まで見た感じだと、営業と技術の冗談みたいな祖語というリアリティがテーマになっていて、ラスのようなファッキンクソ野郎は必要なさそうである。
しかし見るほどに、海外ドラマは偉い。面白いドラマを見るたびに、「さすがにもうこれ以上面白いものは出てこないだろう…」と楽しみの反面、絶望するわけなのだけど、2年もすればちゃんとまた面白いものが登場してくる。学生時代にはまったナンバーズの時がそうだった。もしくはシャーロックだったり、ブレイキングバッドだったりした。こういうドラマは、飽きるまで何度でも見たくなるものだ。そして、そういう風にしつこく視聴していれば、自分の英語も自然と向上するというわけだ(願望)。毎日のCNN Student Newsとか、podcastの視聴を日常的にしていて、ドラマのおかげでなくても「それだけ時間費やしてれば、さすがに…ねえ」という感じではあるのだけど、モチベーションが続くというのは実は一番大事かもしれない。

最近英辞郎を買った。検索が早く、便利である。iPhoneで動くアプリも購入したが、サクサク動くので非常に快適だ。どうして専用の電子辞書端末は、この時代にあってあれほど入力しづらく、応答も遅くてジャンプもしにくいのだろうと思わずにはいられない。