買い物初め

論文がアクセプトになったこともあり、自分へのご褒美として2021年の買い物初めをした。

実はUR22Cは納期がかかるので2000円くらい高いひとつ上位のモデルを買った。
スタインバーグ Steinberg USB3.0 オーディオインターフェイス UR24C

先日Julia言語でwavファイルを扱ってみたところ、急激に音声処理に興味が湧いてきた。wavファイルは、規格上8 bitまたは16 bitの信号ということだが、上にあげたUSBオーディオインターフェース(AIF)は32 bit Integerの音声データの入出力が可能。音声データの形式として、これと別に32 bitのfloatデータというのもあるが、これは上位1 bitが符号、次の7 bitが指数部を表すため有効数字に与するのは24 bitであり「普通のハイレゾ」と差がない。上のような32 bit整数を扱える高性能なADCが2万円そこそこで買えるのは素晴らしい、ということでほとんど考える前にポチった。
Steinberg オーディオインターフェース「UR-Cシリーズ」発売記念!直撃インタビュー - YouTube
32 bitというと、ダイナミックレンジにして192 dB。これだけ広範囲となると、特性が良いマイクを探すことにも苦労しそうだが、研究用途にも使えるんじゃないかと思う。音響測定まわりでホビー研究でもしてみたいなあ。


買い物その2は、CO2センサ。こちらは、動作原理を知ったところ、ぜひ触ってみたいと思った。

IR吸収を固定されたスペクトルについて測定するNDIRと呼ばれる原理で動作するもので、こういう光学測定を自宅で行うのは想像しただけで面白い。Arduinoから、環境測定で使う予定。


本も買った。現代の教養書です。

ネットワークがよくわかる教科書

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