Nature keeps practice in science
twitterで田崎さんが、Harvard大の時枝さんのトークについて触れていらした。
「コインの振動数の発散」は下のビデオの33分30秒以降。必見だよ。昨日はさらに数理モデルにまで踏み込み、振動数が (t_sing - t)^{-1/3} に比例して発散することを導出。測定結果とあうことも見せてくれた。感動的です。URL
2014-03-16 18:30:17 via web
さてこのビデオは、落としたコインの振動についての話である。どうやら落としたコインが最後に床に落ち着くまで、振動するときの振動数は時間について-1/3乗的に発散すると言っているようである。これは思わず理由を考えてみたくなるようなシンプルな結果だ。シンプルということは普遍性を感じさせる。「何か理由があるはずだ」と。*1
日常生活で何気なく目にする現象ではいつどの瞬間においても’自然’がはたらいている。それらの現象の中には、このコインの問題のように、解いてみると美しい結果が出てくる、びっくり箱のような物理が眠っているのだろう。*2
それから純粋に物理を楽しむ輩には蛇足とは思うが、個人的にはビデオの時枝さんのトークからは、学ぶところが多い気がしている。