19冊目『マンキュー経済学 Ⅰ ミクロ編』
マンキュー読んだ.amazonの評価を見たところ絶賛されていて,「まあこれ読んでおけば間違いないんじゃねー」くらいで選んだ本だが,勉強になった.
先に文句だけ少し言えば,ちょっと数学使わなすぎだと感じた.どれくらい使わないのかという話をするなれば,例えば限界生産逓減の説明のあたりで,生産量といろんな費用*1の関係を十数行にわたり,半ページも占めるような表の形でまとめてあるくらい.式でも書いてくれたらもう少しわかりやすいと思ったんだが…*2 基礎的な概念の説明の冗長さに不満はあるものの,やはり新しい概念を身につけるのは楽しい.しかも経済学の場合,それが自分の生活と密接な関係を持ってくる.税制について学ぶことは確かに社会の見方を大きく変えてくれる.こういう点は物理学と大きく異なっていて,新鮮さを感じた.
- 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,小川英治,石川城太,地主敏樹
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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