れんしゅう

日本にいる牛の頭数を推定してみる。
食肉用の牛+乳牛であると考える。
食肉についてまず考える。日本人の7割が三日に一度100gの牛肉を食べると仮定する。また、一匹の成牛から100kgの食肉が精肉されるとする。
日本国内で一日に消費される牛肉の量は1.3億*0.7*100(g)=9百万キロ。頭数に換算すると9万頭。成牛になるまでに2年間かかると仮定すると、日本人の牛肉食をまかなうのに必要な牛は9万*(365*2)=3500万頭。日本人が食べる牛のうち、8割が輸入だとすると、日本国内にいる食肉用の牛は700万頭。
乳牛についても同様に考える。一日に日本人が消費する乳製品の原料を、牛の生乳に換算する。日本人の8割が一日に牛の生乳200mlを消費しているとする。また、生後1歳から4歳までの乳牛について、一頭の牛からは一日辺り10l搾乳可能であるとする。
この消費量をまかなうのに必要な乳牛の頭数は、0.2*1.3E8*0.8/10=200万頭。したがって、乳牛の数は200万頭*(4/3)=270万頭。3割が輸入されていると考えると、日本にいる牛の数は270*0.7=190万頭。


かなり時間がかかった。これは仮定も雑だし、例えばこれを2分でやらないといけないとなるとさらにそれなりの訓練がいるだろう。ちなみに帝国書院によるデータでは肉牛2,892,000頭、乳牛1,484,000頭だという。