印度の虎狩り

セロ引きのゴーシュにでてくる、架空の曲らしい。
ずっと実在の曲だと思ってました。


ゴーシュはフラ語のgauche(左)から来てるとか来てないとか。
英語でも同じつづりの単語があるらしい。意味は不器用な、とか未熟な。
左、とか左利きって言うのは昔から多少差別的な用法があって、
英語でもgaucherieでやっぱり"不器用"という意味の名詞になる。
まあそんな豆知識はどうでもいいんだけど


久々に読んだら良かった。
やっぱりいいなあ。宮沢賢治は。
なんとなくレトロな文体がよい笑


痛めつけたカッコウには最後の最後で謝罪があるのにどうして
最初に登場した猫には謝罪が無いのだろう?俺はあの哀れな猫好きだよ。
あの生意気なところなんて本当に家で飼ってるねこにそっくりだしさ。


宮沢賢治 セロ引きのゴーシュ (青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/470_15407.html