Puzzle答え

球殻の端に電圧Vをかけ、電流Iが流れたとする。
材質を一緒のまま、球の半径を2倍にする。電圧は同じくVとすると、相似則から球殻上の各点の電場は1/2。つまり電流密度も1/2。
電極の位置を南北極とすると、赤道を通過する電流は、電流密度と赤道の長さの積だから、1/2*2で1。つまりI。
したがって抵抗は半径が2倍になっても変わらない。何倍になっても変わらない。
これは2次元の抵抗率の次元が、抵抗と同じことと同根だ。したがって、3次元の中身の詰まった球だと具合がかわってくる。

von Klitzing先生との食事会があった。非常に活動的な先生で、世界各地で会議に出席している。
今回は日本に来たからちょっと立ち寄ったのだそうだ。ちょっと立ち寄ってもらえるグループにいられるのは幸運に思う。
日本での研究における横の連携の弱さについて話したりした。難しい話だった。
勇気を出して物理について聞いてみた。最近はナノアーキテクトロニクスに興味を感じていると言っていた。

英語の聞き取りに課題があるなと感じた。話すならできるけど、聞き取れない。耳が悪いんだろうか。