self excitation

人並み以上に頑張ることで、ほかの人のパフォーマンスを上回ろうとするのは、方法論として間違っていると思う。
例えばほかの人が一日9時間実験するところを、自分は12時間頑張ったとする。アウトプットが単純に時間に比例すると単純に考えるなら、3年間人並み外れた努力を続けてようやく1年分のアドバンテージ。人ひとりのパフォーマンスなんてそんなに変わらないだろう。さらに、根を詰めて頑張れるのは概して単純作業が多い。頑張りを競争力にしようと考えることで、勝ちにくい勝負をしてしまうことになる。
そう考えると、何をやってもうまくいかない日というのは貴重かもしれない。やってだめなら、勇気をもって立ち止まってみる。こういう機会こそ大事なのだ。
失敗続きの日を終えた自分への励ましとして。