Kindle生活を楽しんでいる。紙の本から脱却して電子データで蔵書を増やすことは思った以上に快適だ。Kindleのよいところは
- スペースを圧迫しない
- 読みたくなった時に読みたい本を読めるポータビリティ
- 栞情報が共有されるので,どの端末でも同じ所から続きを読める
- 案外無料本が多い。
というところだろう。特に1-3についてはこれまでの読書には無かったものだ。新しい読書体験,というどこかのコピーのようなフレーズが思わず頭をよぎる。
ただし,いただけない点もある。数式表示が,端末によっては崩れるのである。たとえば,以下の画像は The Finite Element Method: Linear Static and Dynamic Finite Element Analysis (Dover Civil and Mechanical Engineering) をAndroid携帯端末のKindleアプリで表示した時のキャプチャである。
見ての通り,数式の文字サイズが非常に小さい。また本文中では数式モードとテキストモードが入り混じっており,意地悪かと思う程見づらい。文字サイズは固定されており,本文の文字サイズを変更しても全く変わらない。
KindlePapwerwhiteでは多少マシで,文字が読めないことはない。しかしながら,ここら辺の使い勝手についてはどうにかしてほしいと,無責任な一ユーザは思わずに居れないのであった。