ナツガク中に、Jarzynsky等式の導出について友人から教えてもらった。お酒を飲みながら、ヴィジュアルエイドなしだったのであやふやな理解だが、あるパスを逆向きに辿る過程が実現される確率が、系が熱浴から過程中にもらう熱量で書けて、というところに非常に違和感を覚えたのは覚えている。
非平衡過程に関するこうした知識が、例えば電子系の解析にバッチリ役立った例というのはあるんだろうか。最近AdS/CFTがどうたらで、基礎方面で話題になってるという話はナツガク中も何度も聞いたけど…。なんか怪しげで楽しげな領域ですね。物理すげえや。