フォノンが介在することにより、互いに反対方向に進む電子間に引力が働くということがBCS理論の非常に重要な出発点となっている。
フォノンの効果は、電子1が歪ませた格子と電子2が相互作用するといういわゆる遅延効果によって直感的に説明されるが、理論の方は知らなかった。
フォノンについてグリーン関数を計算すると、確かに負の有効ポテンシャルのように働くことがわかる。長年知りたいと思っていたところだが、勉強してみると案外あっけないものだった。