Chromecast、アメリカ物理学会

元記事:Cromecast - 柳に燕

Cromecastを購入した。だいぶ具合が良い。youtubeNetflixなど、対応しているiPhoneアプリの画面内容を、大きなテレビ画面にキャストすることができる。またGoogle Chromeをブラウザとして使えば、PCの画面内容をテレビに映すこともできる。もちろん音声もテレビから出る。2月まで狭い家に住んでいたのだが、引越しを機にテレビを買い、ついでにChromecastも買った。良い買い物だっだと思う。

ここのところものすごい忙しかった。アメリカ物理学会の物性系の年会(March Meeting。素粒子・宇宙系は別で、April Meetingというのをやっている)に行って来た。今年はロサンゼルスでの開催であり、10000人以上が参加した。アメリカ物理学会ではあるが、ほぼ国際学会であり各国から参加者が集う。今回いちばん強く思ったのは中国人がすごすぎたということだ。米国の大学に留学している中国人が、全体の3-4割いた印象がある。研究の質も高く、横のつながりも強いため、日本はちょっと太刀打ちできないなと、我々は話し合っていた。米国の大学は研究レベルも高いところが多い。世界ランキングでは東大は40位くらいのところをうろうろしているくらいであるが、彼らの研究環境はそれよりずっといいものだろうと思われる。そういう中で、日本はどういう風に研究で戦って行けば良いのだろう。

ロサンゼルスではホテル周辺の雰囲気があまり良くなかったこともあり、Uberに初トライ&積極的に利用した。本当に便利で、アプリで配車を手配すると2、3分でやってくる。Uber Xというのが普通のタクシーのような、非乗合型であるが、これでも日本で乗るタクシーよりずっと安い。会期中Uberに何度か乗っていて、最終日は仲間で一台Uberを呼んで空港まで移動しようと思ってたら、会場付近から空港への利用客が多く、事前に調べていたよりも運賃が爆上げしていたので驚いた。結局慌て公共交通機関を使い奔走した挙句、フライトを逃し、スタンバイリストに載せてもらった。使い慣れてないものに頼る難しさを実感してしまった。