英語辞書を買う際に、電子版を買うか紙版を買うかはいつも悩めるところである。僕は業務上英語が必要になることが多いのだが、一方で英語学習を楽しんだりもしている。業務と学習とで、電子版と紙版の辞書の使いやすさは、変わってくると思う。つまり、業務には電子辞書が、学習には紙辞書が適していると思うのだ。
業務で辞書を引くときに必要となる情報は、たとえば「この単語は可算名詞だっただろうか」とか、「この動詞にはどんな前置詞を続ければよいのだろうか」など、ピンポイントのものであることが多い。一方で学習の時に必要な情報というのは、その単語の様々な使い方であり、広い範囲の知識だ。多少あいまいな形での記憶であっても、いつかは役に立つ場合が多く、こうした広範な知識が飛び込んできやすい紙辞書は学習向きだ。
紙の辞書で最近買ってよかったと思うのが、Longman Pocket Activatorだ。
この辞書は、ともすると英語学習のための本と呼ぶべきものなのかもしれない。日本で人気があるとは聞かないが、大学受験レベルから読み始めることができるので、もっとブレークしてもよいと思う。
LONGMAN POCKET ACTIVATOR DICTIONARY (Lpd)
- 作者: Pearson Education
- 出版社/メーカー: ピアソン・エデュケーション
- 発売日: 2002/06/27
- メディア: ハードカバー
- 購入: 59人 クリック: 456回
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内容の魅力についてはweb上でもちらほら見つかる。
Longman Language Activator : 翻訳屋佐吉の生活と意見
良質なボキャ本として読める「Longman Pocket Activator Dictionary」 - はてな読み
現在価格は1711円となっているが、これは僕が買った時点での821円からだいぶ上がっている。洋書の類はたまにこんな風に価格が乱高下するので困る。