今年の密かな目標として、年間100日は自炊をするというのがあったのですが、まったくカウントしていません。たぶん、達成できるペースには全然及んでいないでしょう。
たとえば平日の夜11時とかに帰宅して、なかなか包丁を握る気にはならないんですね。これは地味なな休みだったのですが、励みになりそうな本を購入しました。
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レシピに載ってた豚ロースの煮絡め梅肉添えを作ってみた。スナップエンドウはアスパラで
ついでに本の話。
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン,吉成真由美
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それから、ジェームズ・ワトソンの話も印象に残っている。彼のインタビュー内容は全体的に尖っていた。ロザリンド・フランクリンについてはかなり厳しく批判している。「二重らせん」で読んだ時よりも嫌な感じがするほどだった。
(「フランクリンは、いったい何をしていれば、彼女自身がDNA構造を解明できる可能性が高くなったのでしょう。」というインタビュアーの問いに対して)
残念ながら違うDNAをもって生まれてくる必要があったでしょう。彼女には社交性というものがなく、どうやって他の人と付き合っていいのかわからなかった。
サイエンスは社交の場である。
勝者の論理。勝てば官軍。ここまで言い切られてしまうと、日本人的中庸の精神を持った私は思わず反発したくなる。しかしながら、これについてワトソンもさんざん苛められたんだろう。