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Richard Feynman on the Clausius–Mossotti equation
英語版のWikipedia

Refraction for dense materials. He starts with the derivation of an equation for the index of refraction for gases, and then shows how this must be modified for dense materials, modifying it, because in dense materials, there are also electric fields produced by other nearby atoms, creating local fields.

とある。もちろん気体の場合でも、局所電場は外部電場と異なる。ただ、程度の問題なのだ。局所電場は分極の大きさで書くことができ、またそれは気体の体積密度に依存した量となる。これは気体の体積を測る非常に良い方法なのである。気体の密度は定義することこそ簡単だが、測定にはこのような間接的な方法の方が実用的なのだ。さらにClausius-Mossotti式を利用した温度測定の原理もある。圧力の密度によるビリアル展開式を、測定から求まる電気感受率で書き換えるのだ。これらは最近ようやく可能になった方法である。背景には第一原理計算による原子分極率計算の高精度化があった。現在原子分極率の第一原理計算による値の不確かさは2×10^-7程度となり、10^-6の桁数で精度が求められる分野で用いられるようになった。
原理は古くとも、技術革新があったり流行り廃りで様相が大きく変わるというのが、測定というものなのだと感じる。「古くて新しい」というのは一見陳腐な言い回しだと感じていたけれど、ちゃんとやってみると思ったより興味深い。