論文のゆるさ

仕事で論文を読むのだが、非常に気になる点がいくつかある:

  • 常識と考えられる記号については特に断りなく用いる
  • 実験が停電で中断した、とか、ソフトウェアがおかしくなった、のような苦労話を書く
  • 文章がとても冗長

この分野ではこれが普通なのだろうか。学生のころ親しんでいた物性理論の論文とは決定的に違っている。一言で言うならば審美的な観点が抜けている。

まあ、自分に大して審美眼が備わっているとも思えないのだが。