『ソーシャル・ネットワーク』


この映画を見る限り、創始した当時のフェイスブックと現在のフェイスブックの印象はかなり異なっている。現在は、誰もが気軽に始められる、名刺代わりともいえるサービスになっているが、はじめは非常に排他的(exclusive)なものであった。マークやショーンが大学を中心にサービスを拡大していった箇所は印象的だ。彼らはとくに名門校にターゲットを絞り、爆発的にユーザを増やしていった。初期において成功の鍵となったのは特権的意識だったことが描写から見て取れる。
はあ…。
こぞって学生がフェイスブックに登録したがった理由について。本作中で描かれていたのは交際ステータスの存在だった。自分が既婚か、交際中か、死別か、はたまた恋人いるけど交際オッケーなのかとか、今でも細かく設定できるのはそこら辺の流れを汲んでるんだろう。もちろん他人に公開しないことも可能。日本でこのシステムがどのくらい通用しているのかは気になる。我々はシャイだからねえ。
マーク・ザッカーバーグは本作冒頭で彼女エリカに振られる。腹いせに作ったフェイスマッシュをヒットさせている。エリカの存在はフェイスブックにも影響を与えている。彼は子供で、彼女に認めてもらいたいだけだったのだ。私情が世界を動かす。それを、われわれが世界を導く、みたいな感じで(忘れた)胡散臭く言葉で飾るショーンは嫌いだ。まあ世界が動いたのは確かだけど。


ところでFacebookのCEO・マーク・ザッカーバーグ(億万長者)の彼女がヤバイ【画像】 | 旧ぴろり速報2ちゃんねるなんて記事がある。何というか…マジ?