就活の話n

昨日に続いて連続となるが、また就活の話を書く。別に書きたい主題があるわけではないので、適当につらつらと、自分の考えをまとめるために書く。

説明会

説明会から感じられる社風に、その会社の規模との相関を感じている。今日見てきたのはとあるメーカーだが、数百人規模で全国的に採用を行うらしい。おそらくは大抵が推薦を利用したプロセスで決まるんじゃないかと想像はしている。従って自由応募はポーズだけ、ということになるだろう*1。説明会で学生にアピールする必要があまりないためかは知らないが、こういうところの説明会はちょっと退屈なことが多い。一方、採用人数50人とか60人とか、それくらいの企業の説明会は良い。まあそれでも定義上は大企業なわけだが。

会社の規模

でかくて毎年百人規模で技術職を採用するところ、俺はあんまり好きくないなー。いまんところ

数字

最近ようやく、経営数字なんかを見るようになってきた。といっても売上高、経常利益利益率、そんなもんですが。売上高は当然会社によってまちまちだけど、例を挙げるなら

  • M電機の売上高は3兆〜4兆円程度
  • Fフイルムは1.6兆円程度
  • S電工は0.9兆円程度
  • Kエンスは1000億円程度

といった感じ。いくつか知っておくだけで物差し程度にはなるだろ。海外における売上高については、各社説明の方がほとんど必ず話題に上らせるので、おそらくそれなりに重要なのだろうがよく意義がわからん(おい…)。M電機、Kエンスでは30%台ということだそうだ。
この売上高というのは利益率とも非常に強く関係しているという話は、S電工の説明会で聞いた。逆U字曲線に従い、加工量と利益の関係をプロットしたグラフには極大値が存在するという理論なのだ*2
S電工は最大の利益を生むことのできる1兆円という規模で生産を続けることにより8%という利益率を実現しているらしい。一般的な製造業について言えばこれは相当に高い。ちなみにM電機は09年度で4%程度。電機メーカー全体の平均はもっと低い。利益率について驚異的なのはKエンスで、なんと43.7%という利益率をたたき出しているとか。いろんな意味でおそろしい会社だよな。

業界について

物理学科から就職する学生の就職先業界はかなり多岐に渡ってる。IT、コンサル、商社、インフラ、電機、自動車。化学系メーカーというのはありますが物理系メーカーというのはないのも、理由かもしれない。もしくは違うかもしれない。
僕はというとまだどれにも絞りかねている優柔不断男なのだー。電子素材やってる化学メーカーは面白いかもな、と思い始めたところだよね。遅いよね。

*1:じっさい友人はT社の説明を聞きに言ったときにまさにそう言われたそうだ

*2:インターネットで調べる限りでは「U字効果」という、相対的な利益率に関するまったく逆の主張の方が知られているみたい