4年生は院試勉強を頑張っている頃だなあ.結果だけをシビアに追求する必要はないんじゃないかな.自分で悔いが残るようなのは論外だけど.まあ,その話はいいや.


院試について,面白い話を友人から聞いたので書くことにする.
彼は外部の大学から進学してきたのだけれど,うちとはまた別に大学院の見学に行っていたという.そんな中,某大学東京のある研究室のセミナーに参加したときの話.見学先の学生たちも「見学をしに来るやる気のある学生に舐められるわけにはいかない」と思ったのか,少しピリピリとした雰囲気でセミナーは進行し,一通りの発表が終わったらしい.
来客を抱えた研究室は普段と違うぎこちなさを帯びていた.友人が「これからどうするのかな」とあたりを見回した時,その研究室のボスが革新的な一言を放ったのだ.
「じゃー…鬼ごっこしよっか」
鬼ごっこって,あの鬼ごっこか?友人は多少混乱したが「鬼ごっこというのはあの鬼ごっこだろう」と察し,丁重に申し出を断り帰宅した.
鬼ごっこを提案したその先生のことは俺も知っている.そういうことを言いそうな先生だと思うし,やるとなれば学生以上に本気で走りまくるであろう.その先生と以前お話したとき,研究室に関西人枠を設けたい,というようなことを言っていた.結局どうなったのだろうか.とにかく,思考の枠にとらわれない,という印象がある.


いいキャラ持った人が世の中には存在する.俺なんて,まだまだだ.