理系の学生は教養で文系科目をとることが必要単位になっていることが多い。なのに、文系の学生は理系のことをまったく知らない、なんてことも多い。これってどう考えてもおかしくねぇ?
例えばのはなし、文系の大学生に「科学ミニマル」を教えるとしたらどんな項目が必要かな。自然科学にこだわらないとしても、科学的なものの見方が伝えられたら、その知識は誰にとってもプラスになると思うんだけどな。
一項目授業一時間分として、トピックを紹介する授業があったとする。そのシラバスはどんなふうになるのだろう。ちょっと考えてみよう。
始めに科学哲学的な部分がいるよねきっと
それから科学の基礎としての物理
だんだん話は具体的に。地球科学とか。
- 地球の歴史。システムとしての地球の姿の捉え方。
- 宇宙と太陽系の歴史。地球外生命体はいるのかという問い。
食と医療を通じて最も人に身近な生物学
- 進化論とそれを取り巻く議論色々。
- 分子生物学の基礎。物質サイクルとしての生命現象の見方。
技術寄りではそれこそいろんな項目が挙がるだろうけど
- いろんな発電技術。
- 原子力の利用と放射線科学の産業利用。
- バイオテクノロジー
ああ、それと最後くらい倫理の問題も扱いたいよね
- 戦争と科学
- 医療倫理
なんか、とりとめないなあ・・・コンセプト上、仕方ないけど(´・ω・`)
一つ一つのトピックがそれぞれ半期の授業になるほどの重さです。梶先生、いかがなさいましょうw
てか、これが面白くないから問題なんだよね。うーん。後半を中心にインタラクティブな授業を試みて・・・ってどうして教壇側に立つ前提なんだ俺は。
まあ、これはたたき台ですね。もっとトピック間の結びつきを意識した並び順も可能なはずです。てか改善点・追加したほうがいい項目を教えてください。