ちなみに、9月を費やしてやっつけるつもりであった繰り込みは、いまだに実空間における繰り込みをやっている。というのも「あまり急いでやってもわからなくなるからゆっくりやりましょう」という先生の言葉があったから。アイディアはだんだんつかめてきた(と思いたいw)。あとは各々の操作との結びつけの作業なんだと思うんだけど、どうか…
ファインマン統計力学が邦訳でシュプリンガーから出版されたらしい。第2量子化以降の方法を扱ったけっこう高度な本であって、大学に入りたての学部生がファインマン物理学を頭に浮かべながら購入ボタンを気軽に押せば、もれなく後悔する仕組みになっている。阿部龍蔵の「熱統計力学」と間違えて「統計力学」を買ってしまった学生ももれなく地団駄を踏む。